今回制作したBMWR1100RS+シータRサイドカーは、
サクマエンジニアリングでは異色の右サイドカーです。
内容
①ミッションに組み込んだバックギアーを開発し取り付けました、タイヤを小径化して、2速スタートになるわけですが、とてもスムーズなスタートができます。
②全てのタイヤを15インチにして、重心を下げ、見た目もサイドカーを作る人間が目標とするスタイルにしました
③サイドカーボディもウインドシールドを開閉でき乗り降りを楽にしリアーのトランクも開閉できスマートなボディです。
④敢えて側車輪にはブレーキを取り付けず、マニアが考える思うがままの操縦ができます
⑤駐車ブレーキを後輪にメカニカルブレーキを取付け、軽く転がるこのサイドカーに対処しています。
⑤もともと剛性の高いテレレバーのフロント回りに、弊社が得意とするEZステアを組付け、その動きもクイックです
⑥4輪用タイヤをはいたことによる路面の影響でハンドルが触れたり、重くなったりすることもありません。
⑦フロントホイールの負担も少なく急旋回後の剛性の少なさからキャリパーがけられてフロントブレーキの効きが甘くなることとても少くなっています。
⑧サイドカーのシートはスライド出来さらに前後に背もたれが倒せるので、サイドカーで苦手な長物もシートを倒して載せられます。
運転
全長2220mm 全幅1650 重量320kg程度のサイズでまずまず素直な素晴らしい側車付き二輪車が出来ました。
実際にこのサイドカーを走らせると、BMWR1100RSのバイクと相まって軽くとても小さく感じられ思うように運転出来ます。
スムースに、気持ちよく自由に走ることができます。
サイドカーでのバック走行は普通とても難しいのですが高い減速比のこのバックギアーは扱いやすくなっています。
フィーリング
サイドカーで街に出るとバイクと違ってゆっくり走るのも得意ですから
、雰囲気、匂い 景色 人の動き 全てがバイクで流しているように よくわかります。
車で走った同じ町が違って見えます。
サイドカーで高速道路を走ると自分が止まっていて、その乗車位置から道路が走っているようです走馬燈のように、周りの景色も流れ
何だか静かで、自分達の世界がうまれます。
サイドカーで山道を走ると、クイックな操縦特性から次のコーナーそして次のヘアーピンカーブと自分達が考えるレ-ルの上を思うとうりに走ります
バイクと違って路面の影響をあまり受けないので、路面を注視したり転倒が頭をよぎることなく、気分良く景色が展開していきます。
遊ぶ
誰もいない駐車場などでゆっくりサイドカーを乗り回して、側車輪を上げたり、アクセルターン、ブレーキターン、左右に曲がる
こんなことをしている子供の自分に気付き、その操縦特性よりも、自分気分転換が出来ます。
所有
ガレージにあるサイドカーを家に帰ってきて眺めているだけで、止まっているのに何故か安らぐ自分が見えます。
価格 | ¥2,000,000【税込】 |
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走行距離 | 46,550km |
排気量 | 1,100cc |
全長 | 2,250mm |
全幅 | 1,650mm |
全高 | 1,310mm |
年式 | 1993年 |
車検 | 令和8年3月 |
色 | 白 |
定員 | 3名 |
備考 | EZステア、パーキングブレーキ、バックギア |